ジャンゴ：オーディオヴィジュアル大風呂敷：So-netブログ

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ジャンゴ　[映画（劇場）] [編集]

土曜の朝、見に行ったら、長蛇の列が。
紙袋にプラモデル。ガンダムUCの列に出くわしました。
ユニコーンは好きなんですが、短すぎてちょっと。
３０分並んで、ジャンゴは劇場内ガラガラでした（笑）

西部劇ですが、かなりバイオレンスなので、マカロニウエスタンになりますかね？
私も、好きな作品はいくつかありますが、そんなに西部劇は見てないので。
時代考証を考えると、かなり無茶ですけど、今風へのアレンジが見事です。
ぐらつく奥歯の看板と、ヤンキー乗りは笑いました。
スエードとデニムのファッションもカッコよく、
冬のアメリカの綺麗な事。
話の展開も大筋では王道ながら、黒人があの時代賞金稼ぎをするというのも
弱肉強食。ハードウエスタン。ハンパないハードさです。
拷問描写が容赦ないです。
デカプリオさんと、サミュエルさんの嫌な奴演技も凄かったです。
特に、サミュエルさんの配置は、
悪い日本人が出てくる中国映画を見てるタランティーノさんならではのバランス感覚かと（笑）
南部、黒人といえば、定番のアレも出てきますが、
おもいっきり、コケにしてます。タランティーノさん流石です。

主従関係、法、奴隷、恐怖心など、いろいろな縛りが絡む見事な脚本でした。
”一万人に一人”の解釈には、ちょっと個人差が出そうな気がしますが
相変わらず、学歴、性別、血液型、ルックスなどの奴隷制度、差別ネタは社会に蔓延してるので、
大概の人が、無意識のうちに楽しめると思います。

本作は
イングロリアスバスターズから、嘘歴史３部作の２本めらしく
次はノルマンディとか。ブラピさん、デカプリオさんと来たら、
次は？ジョニーさんとか勝手に期待してるのですが（笑）
ノルマンディネタなら、兵士にスター大量投下もありかもですね。
昔の戦争映画みたいに。

あと残念な噂ですが、
スパイクリー監督好きだったのですが、見ないで酷評してるとか。
本当の話だったら、残念です。確かに黒人の奴隷は話に大きなウエイトを締めてますが、
何を描いてるのかを見極めずに”不快”とか言ってたら、本当に残念な人です。

以下、直接関係ありませんが、見たら”ああ”と思います。