セックス、バイオレンス、変態さん、2連発。SALO &a serbian film [映画(ブルーレイ)]
輸入盤屋さんに頼んでた鬼畜系2枚が昨日届きました。
まずは、変態映画の金字塔、ソドムの市から
上の写真はブルーレイ一式です。
ケースも、分厚いブックレットも気合が入ってます。
国内はDVDのみです。
こちらも所持してますが、普通のブックレットが付いてます。
私が最初に観たのは、レンタル”ビデオ”の頃で
”ついに解禁”みたいな煽りに釣られて観ました。
(当時ゴディバのチョコレートと知らずに、思考停止になりました)
昔、本作を見て、散弾銃で銀行を占拠し、真似た奴が居たので、
くれぐれも理性に自身の無い方は、観ない方がいいです。
今回、アメリカ発売のブルーレイは、クライテリオン盤という事で
かなり期待しましたが、思ったより凄く良い出来です。
DVD版は上下に黒帯が出てましたが、
ブルーレイはフルになってます。
オリジナルのサイズはどっちか判りませんが
ブルーレイの情報量は圧倒的です。
画面が大きくなった事により、上下の手ぶれが
ちょっと目立つ感じで、序盤目が慣れるまで頭が痛かったです(笑)
フィルムのコマ単位での色むらも、グレンも目いっぱいありますが、
色見と、質感が圧倒的に綺麗です。
パゾリーニ監督のカメラアングルが絶妙で
なんか、集会の場に居合わせた様な視点なんですが
ハイビジョン化で、臨場感UPです。
建物の内装が、落ち着いた渋い色でいい感じです。
(最近の映画だと、英国王のスピーチの稽古部屋がそんな感じでした)
衣装も、落ち着いた色で統一してます。
薄暗い部屋のシーンも、ライティングが綺麗に出てます。
その分、終盤の折檻シーンのメイクもはっきり見えちゃいます(笑)
まあ、DVDでも確認出来ますけどね。
ゴディバのチョコレート地獄は、相変わらず早送りしたいです(笑)
BGMがエンニオモリコーネさんなんですが、
地獄絵図に、モリコーネさんの美しいピアノ曲が、なんとも絶妙です。
(サントラ欲しいのですが、見た事がありません)
ブルーレイなので、当然の様に音もばっちりでした。
かなり極端な表現ではありますが、権力者の詐取と強要の
普遍的な構図も表現に含まれていて、さすが歴史に残る作品だと思います。
最近NYなんかで、反格差デモがありましたが
貧乏人は、丸裸にされて用がすんだら殺される運命なんです。
歴史的な法則ですね。
お次も、たまたま(必然的に?)鬼畜な映画なんですが、
a serbian film
カンヌ映画祭で上映されて見ていた、あるバイヤーさんが
びびって逃げ出す際、コケて鼻の骨を折ったという(笑)
予告トレーラーもいい感じなので、観たいと思ってました。
日本でまったく予定もなく、今年初めに出たUK盤は規制短縮版だそうで見送り。
今月アメリカ盤が
unrated 万歳!
unrated 万歳!
unrated 万歳!
UK盤より長いので、全長版?っぽいので買いました。
¥1400なので、劇場一本分プラス電車賃で
この金額なら、外してもネタレベル。
でお話は
(貧粗な英語力なんで間違ってたらすんまへん)
元ポルノスターの主人公(右端)は
綺麗な奥さん、可愛い子供と幸せに、
つつましく暮らしてましたが、
ある日、昔のポルノ仲間(女優)から連絡があり
”最近どう?家庭はどう?”と世間話をしつつ
仕事の話を持ちかけられます。
”ええ仕事あるよ。依頼元に遭ってみない?”
とりあえず、依頼元と話をしてみると
主人公を賞賛しまくり。
あなたはアートだ!あなたの存在自体が証明だ!
新しい次元のポルノを作るには、あなたが必要だ!あなたしかいない!
と元スターのプライドがフフン♪
ギャラも奥さんに耳打ちすると
奥さんが!!!!!!!!!と驚く金額です。
(具体的な金額を言わず、此処巧い表現でした)
結局、うさんくさーいと思いながらも、契約。
毎日家まで、強面のお兄さんがお迎えで撮影スタートです。
最初ちょっと変だなと思いつつ、まあ楽勝。
だんだん、おかしくなって来て、逃げようとするにも手遅れ~(涙)
の地獄絵図、に突入です。
おっぱい、おしりはバンバン出ますし、性器も見えちゃいますが
エログロ共に、直接的な表現はそうでもありません。
但し、さりげなく想像させて、生理的な嫌悪を掻き立てる演出が見事です。
絶妙な会話の間とか、構成力もあり綺麗にまとまっています。
BGMもガバ風で緊張感を煽ります。
ラストも何かしら、ダメージがあると想像してましたが
私の想像を遥かに超えた展開でした。
悲惨な上に、追い打ちを掛けるシュールな終わり方。
モザイクとかそんなレベルでなく、
日本公開、ビデオスルーも無理な内容だと思います。
監督さんは、過激な作品で名前を売る確信犯なのか?
ただの変態好きなのか?は今後の作品を見ないと判りませんが
かなり技量のある方だと思います。
もうちょっと表現がマイルドだったらソウ位のヒットはアリだと思います。
シンプルなスプラッタと思いますが
もし、一応セルビアって、民族浄化のあった国なんで
タイトルにも含みがあったら結構キツイかもしれません。
湾岸戦争でも、捕虜裸にして拷問した写真ありましたからね。
当分、赤ちゃんの泣き声にうなされそうです(泣)
まずは、変態映画の金字塔、ソドムの市から
上の写真はブルーレイ一式です。
ケースも、分厚いブックレットも気合が入ってます。
国内はDVDのみです。
こちらも所持してますが、普通のブックレットが付いてます。
パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版) [DVD]
- 出版社/メーカー: エスピーオー
- メディア: DVD
私が最初に観たのは、レンタル”ビデオ”の頃で
”ついに解禁”みたいな煽りに釣られて観ました。
(当時ゴディバのチョコレートと知らずに、思考停止になりました)
昔、本作を見て、散弾銃で銀行を占拠し、真似た奴が居たので、
くれぐれも理性に自身の無い方は、観ない方がいいです。
今回、アメリカ発売のブルーレイは、クライテリオン盤という事で
かなり期待しましたが、思ったより凄く良い出来です。
DVD版は上下に黒帯が出てましたが、
ブルーレイはフルになってます。
オリジナルのサイズはどっちか判りませんが
ブルーレイの情報量は圧倒的です。
画面が大きくなった事により、上下の手ぶれが
ちょっと目立つ感じで、序盤目が慣れるまで頭が痛かったです(笑)
フィルムのコマ単位での色むらも、グレンも目いっぱいありますが、
色見と、質感が圧倒的に綺麗です。
パゾリーニ監督のカメラアングルが絶妙で
なんか、集会の場に居合わせた様な視点なんですが
ハイビジョン化で、臨場感UPです。
建物の内装が、落ち着いた渋い色でいい感じです。
(最近の映画だと、英国王のスピーチの稽古部屋がそんな感じでした)
衣装も、落ち着いた色で統一してます。
薄暗い部屋のシーンも、ライティングが綺麗に出てます。
その分、終盤の折檻シーンのメイクもはっきり見えちゃいます(笑)
まあ、DVDでも確認出来ますけどね。
ゴディバのチョコレート地獄は、相変わらず早送りしたいです(笑)
BGMがエンニオモリコーネさんなんですが、
地獄絵図に、モリコーネさんの美しいピアノ曲が、なんとも絶妙です。
(サントラ欲しいのですが、見た事がありません)
ブルーレイなので、当然の様に音もばっちりでした。
かなり極端な表現ではありますが、権力者の詐取と強要の
普遍的な構図も表現に含まれていて、さすが歴史に残る作品だと思います。
最近NYなんかで、反格差デモがありましたが
貧乏人は、丸裸にされて用がすんだら殺される運命なんです。
歴史的な法則ですね。
お次も、たまたま(必然的に?)鬼畜な映画なんですが、
a serbian film
カンヌ映画祭で上映されて見ていた、あるバイヤーさんが
びびって逃げ出す際、コケて鼻の骨を折ったという(笑)
予告トレーラーもいい感じなので、観たいと思ってました。
日本でまったく予定もなく、今年初めに出たUK盤は規制短縮版だそうで見送り。
今月アメリカ盤が
unrated 万歳!
unrated 万歳!
unrated 万歳!
UK盤より長いので、全長版?っぽいので買いました。
¥1400なので、劇場一本分プラス電車賃で
この金額なら、外してもネタレベル。
でお話は
(貧粗な英語力なんで間違ってたらすんまへん)
元ポルノスターの主人公(右端)は
綺麗な奥さん、可愛い子供と幸せに、
つつましく暮らしてましたが、
ある日、昔のポルノ仲間(女優)から連絡があり
”最近どう?家庭はどう?”と世間話をしつつ
仕事の話を持ちかけられます。
”ええ仕事あるよ。依頼元に遭ってみない?”
とりあえず、依頼元と話をしてみると
主人公を賞賛しまくり。
あなたはアートだ!あなたの存在自体が証明だ!
新しい次元のポルノを作るには、あなたが必要だ!あなたしかいない!
と元スターのプライドがフフン♪
ギャラも奥さんに耳打ちすると
奥さんが!!!!!!!!!と驚く金額です。
(具体的な金額を言わず、此処巧い表現でした)
結局、うさんくさーいと思いながらも、契約。
毎日家まで、強面のお兄さんがお迎えで撮影スタートです。
最初ちょっと変だなと思いつつ、まあ楽勝。
だんだん、おかしくなって来て、逃げようとするにも手遅れ~(涙)
の地獄絵図、に突入です。
おっぱい、おしりはバンバン出ますし、性器も見えちゃいますが
エログロ共に、直接的な表現はそうでもありません。
但し、さりげなく想像させて、生理的な嫌悪を掻き立てる演出が見事です。
絶妙な会話の間とか、構成力もあり綺麗にまとまっています。
BGMもガバ風で緊張感を煽ります。
ラストも何かしら、ダメージがあると想像してましたが
私の想像を遥かに超えた展開でした。
悲惨な上に、追い打ちを掛けるシュールな終わり方。
モザイクとかそんなレベルでなく、
日本公開、ビデオスルーも無理な内容だと思います。
監督さんは、過激な作品で名前を売る確信犯なのか?
ただの変態好きなのか?は今後の作品を見ないと判りませんが
かなり技量のある方だと思います。
もうちょっと表現がマイルドだったらソウ位のヒットはアリだと思います。
シンプルなスプラッタと思いますが
もし、一応セルビアって、民族浄化のあった国なんで
タイトルにも含みがあったら結構キツイかもしれません。
湾岸戦争でも、捕虜裸にして拷問した写真ありましたからね。
当分、赤ちゃんの泣き声にうなされそうです(泣)
のむらさんniceありがとうございます。
by aneurysm (2011-10-28 10:45)
癌 免疫療法さんniceありがとうございます。
by aneurysm (2011-10-29 20:24)
どちらも素人が手を出しちゃいけないレベルの作品みたいですね。
しかも『ソドムの市』、エンニオ・モリコーネが音楽担当とは^^;
by CORO (2012-03-10 22:43)
COROさんNiceありがとうございます。
ソドムは、いい曲なんですけどサントラ無いんですよ(笑)
モリコーネさんで選ぶと、ホラーから
純愛まで何でもありですからね。
by aneurysm (2012-03-11 01:38)