ストリートオブファイヤー（ＵＳ盤） ＆ マトリックス アルティメット トリロジー（ＵＳ盤）

この２作品はバカ映画対決という事で並べました。

まず不幸なバカ映画、ストリートオブファイヤーですが、”娯楽作が失敗するとバカ映画”の
標本みたいな作品で、スタッフやキャスト（主役以外は）、サントラも気合入れまくり（こっちはヒット）でしたが、
興行成績はいまいち（制作費を考えればオオコケ）みたいでしたが
（サントラで掴んだ客を劇場に引っ張るスタイルが終焉だったかもしれません）
日本では健闘したそうです（私も大好きです）
というか、流れ者が昔の女のために・・・・・・・うーん日活！日本人向けの作品ですね（ｗ

さらに、ファイナルファイトというゲームには、先端分けのコーディというキャラが
出てます。こっちも彼女を助けて・・・・・・・というエンディングでした。

デビューでコケたマイケルパレはＢ級アクション俳優に。
ダイアンレインもかなり痛かったみたいですが、脱ぎありサスペンス数本で凌いだ後
地道に復活しました。最近だとネット連続殺人鬼の映画が好評みたいですね。

ＨＤ　ＤＶＤ版は凄い！伝説仕様！
いくらコケた映画とはいえ（ユニバーサルさんはあんまり差別しない方ですが）
９０分作品とはいえ、
奥行きが無いセットシーンが多いとはいえ、
オマケ皆無とはいえ、
パッケージソフトで、ＨＤ　ＤＶＤ１層１５Ｇァァァァァァアアア！
地雷確定！ネタにバーゲンで２千円！と思いましたが、なかなかどうして、ＶＣ１なんで
ネオンや、路面のテカりが綺麗に出てます。
最後のバトルのボカァッ！バキッ！もなかなかいい感じの音です。
デフォーさんの若さピチピチ（やや皮膚の色が爬虫類）も堪能できます。
ブルーレイ版も１層確定ですが（多分）Ｍｐｅええええｇ２だけは辞めてほしいです。

次は幸せなバカ映画、マトリックスですが、”バカ映画がヒットすると娯楽大作”の見本です。
しかも、元々広い風呂敷をさらに広げて、京セラドーム作っちゃったみたいな勢いは凄いと思います。
ただ、娯楽作の要素を濃縮してる部分は同じですが、根本的な違いは、
ストリートオブファイヤーの場合、見る前からイメージがしやすく、展開も期待通りで、見ると面白い。
マトリックスの場合、設定がイメージしにくいものの、見ると内容はベタで判りやすく面白い事です。
最初、設定は何でもアリにするための手段だったと思われますが、
製作側からすれば、ヒットで欲が出たみたいで
リローデッドでは、設定を補完する事に必死になり、
結果オチのレボリューションは６０年代ＳＦレベルのチープな話で終わってしまいました。
こういうオチにするなら、１作目のノリをそのまま続けて、ネオＶＳ中枢コンピュータ（ラスボス）
みたいなストレートさで突っ走ってもらえば、潔かったと思います。

ＨＤ　ＤＶＤも極上仕様で、おまけも沢山ありますし、画質音質共にＭＡＸです。
（ワーナーさんとＦＯＸさんは露骨に、興行成績で差が付きますねぇ）
ＤＶＤではブロックノイズ出まくりだった、スミス軍団と雨の中闘うシーンもばっちりです。
今更ながら、見始めるとずーっと見てしまいます。

さすがにブルーレイ版が出るとしてもＨＤ　ＤＶＤよりクオリティが落ちる事は無いと
思いますので、お待ちの方は安心のクオリティ保証をいたします。（画質音質については）

ＤＶＤです

ストリート・オブ・ファイヤー

• 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
• メディア: DVD

こっちもＤＶＤ

マトリックス・アルティメット・コレクション 〈10枚組〉

• 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
• メディア: DVD