完全なる報復

予告で、ジェイミー・フォックスさんとジェラルド・バトラーさんの
掛け合いがいい感じだったので、見に行きました。

２人組みのチンピラに家族を惨殺された
ジェラルドさんは、ジェイミー検事に
２人組みの死刑を勝ち取る様に頼むのですが
ジェイミー検事は、証拠不十分で勝てない可能性があると考え、
片方と司法取引をし、片方だけ死刑に成功したものの
主犯を禁固数年で釈放する結果に。
釈然としないジェラルドさんは、復讐の鬼と化してしまいます。

とまあ、ありがちな話で、ジェラルドさんは、１０年後
ＳＡＷもびっくりな陰湿な殺し方（此処Ｒ１５です）でリベンジを遂げちゃうのですが、
ここから、ありがちな展開としては、１人自警団となり悪をリンチとなるのが定番です。
しかし、この映画の場合、ジェラルドさんは、大胆にも司法制度に復讐を考えちゃう訳です。
チンピラ殺害の容疑で、収監されながらも、司法取引に関係した人物を次々殺しちゃう。
どうやって！！！！！！と
中盤まではかなり面白かったです。

急展開で、ジェラルドさんの犯行方法がバレるのですが、
・・・・・なんというか・・・・・・インテリジェンスの無い・・・・・
一応、時間や行動の辻褄は合っていますが、
凄いアナログな方法で”なんだかなー”という感じでした。
それでも、何件かは釈然としない犯行がありますし、
エンディングも、個人的には許せない終わり方です。

話の風呂敷を大きく広げ過ぎて、落としきれなかった感じです。
着眼点は良かったですが、オチをもっと凝ったオチにすれば、
かなり名作サスペンスになったのではと思います。
レンタル以上、劇場未満な作品です。

ただ、途中Ｉｐｏdを使った演出は巧過ぎて爆笑しました。

コメント 1

inunekoさんniceありがとうございます。

by aneurysm (2011-02-03 19:50)