エンジェル

オゾンさんは”ある意味”女嫌いでは？

と思うシーンがあります。
初期にゲイネタの映画を作ってたので私の偏見かもしれません。

もしかしたら、人によってはゴージャスな
普通の”夢見る乙女のサクセス映画”として楽しめるかもしれません。

ハッタリ小説で成功し、印税ガポガポで、欲しいものは全部
片っ端から何でもGETするんですが、主人公は幸せというより、
いっぱいいっぱいで、いくら外側を、ブ厚く塗り固めても
本当の自分の姿を知っている自分からは、逃れる事は出来ません。
しかも後半は不幸まっしぐらで、坦々と美しく
トドメは愛人のTKOで完敗です。


一応メイキングでは”主人公は癇に障るタイプだが、魅了される部分も入れた”
と言ってますがそれってどうよ（ｗ


でも主役のネーチャン素で喋ってると凄くいい女に見えるのに
演技でエキセントリックに見せると別人ですな・・・・・・・・・・
とクレジットを確認したら、つぐないに出てた人なんですね。
なかなかの女優さんみたいです。

エンジェル

• 出版社/メーカー: ショウゲート
• メディア: DVD