かいじゅうたちのいるところ [映画(劇場)]
サントラがヤーヤーヤーズのカレンさんという事
ブサイクな怪獣が可愛いので、見たかったのですが、
ぶっちゃけ”ほのぼの映画だろう”と舐めてました。
が
泣いてしまいました(元々涙腺は弱い方です)
CGはそれなりに使ってるとは思いますが、
毛むくじゃらのかいじゅうは着ぐるみみたいで、
夕日に映える姿は、とても手作り感があり
昔の特撮世代の琴線に触れる映像です(笑)
(でも、あんなデカい着ぐるみは、実際、中の人死ぬなあと)
孤島で目一杯暴れる。デカイかいじゅうと戯れる。
それだけでも充分素晴らしいのですが、
ストーリーも素晴らしかったです。
皆様例に洩れる事なく、お子様だった頃があると思いますが
子供としての容赦ない惨酷さとか、感情で喋る故の統合性の無さとかで
”あーやっちゃった・・・・・”という思い出があると思います。
軽いイタズラが取り返しのつかない事に・・・・
思いつきで言った事が、人を傷つけたり・・・・
そういう困った大人も多いですけど(笑)
子供を持つ親御さんもそういう事を子供に理解させるのは
大変だと思いますが、この映画はそういう部分を
”説く”のではなく、かいじゅうの視点で”一緒に考えてる”様な
温かさとか、優しさがあります。
大人の視点で見ても懐かしさとか、癒しが感じられる作品です。
あと字幕が、selfishの掛け合わせを完全無視していたので、
吹き替えがどう訳してるかちょっと気になります。
怪獣ブースカ・・・・・・
- アーティスト: テレビ主題歌,高橋和枝,みすず児童合唱団,宮あきら,船橋三四,西田一,高梨純,宮内国郎
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1997/11/21
- メディア: CD
はじめまして、こんにちは。
子供向け映画かと、呑気に観に出かけたら
エンディングが思わぬ苦味を含んだ映画に変貌したので、
もう、びっくり仰天(@@)。
>子供としての容赦ない惨酷さとか、感情で喋る故の統合性の無さとかで”あーやっちゃった・・・・・”という思い出があると思います。
こちらのブログで、「容赦のない残酷さ」 という言葉が映画の全てを
表現していて、私の中でも思わずピタリと、はまってしまいまして、
思わずniceでーす。(^▽^)
by まなてぃ (2010-01-17 16:37)
まなてぃさんniceありがとうございます。
王様になるというのも、何かとても
深い意味を感じます。
by aneurysm (2010-01-17 19:08)
aneurysmさん
いつもすごいペースで映画をご覧になっていますね。
この作品はTVCMで少し気になってました。
最近涙腺が緩いので、この手の作品はやばいかも・・・
by ボブ (2010-01-19 22:09)
ボブさんniceありがとうございます。
今事情があって、これでもペースダウンですが、
基本TVを見ないので、毎日寝る前に
1本は可能だと思います。
by aneurysm (2010-01-19 22:39)
>ほのぼの映画
いい意味で裏切られました。
子供を主役にこんな深い映画を作るとは感心しました。
by hash (2010-01-23 21:38)
hashさんniceありがとうございます。
原作が有名過ぎて、イマイチ、アメリカで
ヒットしなかったみたいですが、
とても素晴らしい作品だと思います。
by aneurysm (2010-01-24 10:31)
あの絵本を、こういう解釈で映画にしたのは
監督らしいな〜。と思いつつ。
監督の内面的な変化もちょっと気になる作品でした^^;
by ジジョ (2010-01-24 20:59)
ジジョさんniceありがとうございます。
解釈の仕方に非常にセンスを感じます。
by aneurysm (2010-01-25 20:16)
ダイス●ベイダーさんniceありがとうございます。
by aneurysm (2010-01-25 20:17)
元気さんniceありがとうございます。
お子さんをお持ちの方のほうが考えさせられるかもしれませんね。
by aneurysm (2010-02-19 20:09)